鍵師、それはあまり知られていない職業であるとともに、全国各地で鍵の困りごとをどんどんと解決しているスペシャリストのことです。そんな鍵師が教える、防犯に役立つ情報をブログ形式でお伝えしたいと思います。

1:防犯性能を上げたいのであれば古い鍵は使うな!

どのような製品も最新のものほど機能が優れているものです。それは紛れもなく鍵も同じであると言えるでしょう。そのため、鍵の防犯性能を上げたいと考えているのであれば古い鍵は使わないようにしましょう。古い鍵の場合、構造が空き巣などを行う犯罪者に知られているため、簡単にピッキングなどの技術によって鍵を解錠されてしまうリスクがあります。このようなことが起こらないようにするためにも、古い鍵はできるだけ使わず、定期的な年数で新しいものに交換するようにしていきましょう。

2:玄関以外の鍵も重視しよう。

私たちは出かける時に玄関の鍵を閉めただけで、この家のセキュリティは万全だと満足して出かけることがあります。それゆえに、玄関の鍵の性能だけを良くしておけば他の鍵は重視しなくてもいいという先入観を持っているかもしれません。ですが、空き巣犯の侵入経路としては玄関だけではなく、窓の鍵をこじ開けて入るなどのルートがありますので、玄関以外の鍵についても重視するようにしましょう。特にスタンダードな窓の鍵であるフック型の鍵については、シリンダータイプの鍵に見直すことをお勧めします。

3:デジタルキーを使用することもお勧め。

最近の鍵はキーを差し込んで回すタイプのものだけではなく、テンキーやカードなどを使用して開閉を行う鍵も登場しています。空き巣は鍵穴からシリンダーに細工をして鍵を開けるのが常套手段ですので、デジタルキーを使用するのも防犯上良い方法であるのでお勧めします。

いかかだったでしょうか。以上の鍵師の防犯知識を参考に、より防犯意識を高く持っていただけると幸いです。